かぜなどのウイルスを撃退するのに非常に効果的な方法が、カラシ湿布です。カラシ湿布を胸や背中にのせると、皮膚がチクチクしてきます。これは血液がカラシ湿布の近くに集まってきている証拠です。
かぜなどをひいているときは、血液の流れが停滞し、肺の中などでうっ血を起こしています。カラシ湿布は、胸のあたりに血液を集めることで、滞っている血液をすばやく循環させる作用があります。
カラシ湿布が効くのは、かぜばかりではありません。インフルエンザはもちろん、肺炎にも効果があります。また、ぜんそくや気管支炎、肝炎や腎盂炎にも効果が期待できます。
※カラシと小麦粉の割合は、成人は基本的に1対1で行いますが、皮膚の弱い人はかぶれる心配があるので1対2などと工夫しましょう。
また、子どもの場合は痛がるので、1対3や1対4など各自で割合を調節してください。
カラシ湿布の作り方
【材料】粉ガラシ50g、小麦粉50g
①粉ガラシと小麦粉を用意し、まぜ合わせる。
②①に約70度の湯適宜を加えてねる。最終的には55度程度に冷めるように。
③手ぬぐいやさらしなどの上に、②を3㎜程度の厚さに均一にのばす。
④サンドイッチのように手ぬぐいを二つ折りにする。皮膚にカラシが直接当たらないように重ねる。
⑤カラシ湿布を胸または背中にのせる。かぶれ防止のために、一度胸に行ったら次回は背中にして、同じ個所につづけて2回行わない。
カラシ
古来から塗り薬などで用いられてきた
カラシは、とても古くから人に知られ、塗り薬など薬用として利用されてきました。現在のように食用になったのは18世紀に入ってからです。
カラシはアブラナ科に属する植物、カラシナ類の種を乾燥させたものです。洋ガラシと和ガラシがあり、洋ガラシは油脂の半量を脱脂したあとに粉末にしたものです。
私も昨日から始めたところです。
*一人分の目安として、粉カラシ大さじ1に小麦粉大さじ1を70度の湯で混ぜ合わせ、キッチンペーパーに平たく載せる。(キッチンペーパーだとその都度処分出来る為)
そして、カラシ湿布を胸または背中にのせる。
人によってシップを張り数分で、ヒリヒリしアウトの方もいます。